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ことり / 小川洋子

ついこないだ、小説二冊を衝動買いしてみました。

してしまったのではなく、してみました。…。
私の気分が読んでみたいというのでのっかってみます。
早速、読了したので、自分なりに感じたこと書いてみます、ね。

ことり (朝日文庫)

ことり (朝日文庫)

一冊目はこれ。二冊目はまた今度。
第63回 芸術選奨文部科学大臣賞 受賞作品らしいです。

どういう批評、感想を他の方があげているのか気になったので
かなり引っ掻き回してリサーチしました。
拠点元である、はてなのユーザーさんから眺めて
一番書評と感想があがっていたブックメーカーものぞいてきました。
リンク張っておきます。(自分用メモのため)
bookmeter.com

全然本を読まない人なので、小説はこういうものだと

教えてくれた一冊になりました。
感想読んでいると、文学作品みたいな感じらしいですね。
癖があるというか、そういう感じの。

たしかに、感想が伝えづらい小説でした。

思ったことを書いたら、ネタバレになりそうで
読まないと、”幸せであってよかった”と心から思える気持ちになれない。
小川さんの文章は私に合うようだった。

途中泣いてしまいました。
話の流れではなくて、話を現実に写したと想像して
世の中の本当が流れない悲しさ…。
理解をされないということはとても辛いです。
悲劇のヒロインになりたいわけではなく
わかり合いたいのにわかり合えない自分だけの葛藤。
主人公はそこで葛藤せずにじっとしているスタイル。
私もその動じなさがほしい。

内容紹介には兄弟しか登場人物いないけれど
本編には何人もの、登場人物が。
すごく味を出していて愛らしい(と言ったら可愛すぎる?笑)

小説に勢いはない。
勢いを求めても返してくれないからダメな人いるかもしれない。
でも、その意味を読み終わった後に知る(ことになるかも


伏線という伏線はあるけど、本当の伏線はそこではない。

ハッピーエンドかバットエンドかノーマル(よくわからない)エンドか
と言われたら、
間違いなくハッピーエンドだと思う。
それか、トゥルーエンド?
みんな幸せだったと思うの。

つづきのなかはネタバレですかね。
私だったら読みたくないほうのネタバレなので隠します。




兄弟の家族が私は好き。
兄の人生は弟の人生に組み込まれていて(小説内)読めたけれど
人生を読めないお母さんとお父さん。
それぞれドラマティックだったんだろうなって勝手に思ってる。
いいお母さんだったしいいお父さんだったよ。

あと、若いお姉さん。
自分はそんなつもりなかったけど、そう勘違いさせちゃったならとか
余計なことを考えてスッと去ったんだろう。

旧園長先生…野次馬…青空母娘…新園長先生…とか
ぽつり、ぽつりと巡ってしまう。
何本もあった伏線。
でも、そこで落とそうとせずに読み切った後に沈み落としていく。






書名 :ことり
著者 :小川洋子
発行日:2012.11.7(単行本)
    2016.1.30(文庫本)
出版社:朝日新聞出版

購入日:2016.2.7
動機 :店すぐに平積みされてたから(三省堂書店)
値段 :580円+税 
読了日:2016.2.9